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先物相場必勝の基礎
銘柄のすべてを知ることはできない
日本を代表する企業の「ソニー」や「トヨタ」であれば、誰でも企業のイメージも沸きますが、優良企業であることを具体的に数字を挙げて説明するとなると、果たしてどれだけの人が説明できるでしょうか。
新聞の株式欄を見れば、銘柄別の株価はわかります。また「会社四季報」や「日経会社情報」で調べれば、大まかな企業の内容はわかります。しかし詳細な会社の中身となると、仮に解かったとしても、インサイダー情報でもない限り、ほとんどが売買の指標にはならないことばかりです。
トヨタの車を買うのに、エンジンの性能や燃費は気になるところですが、エンジンの素材までは知ろうとはしないでしょう。車は走るものである以上、事故がないとは言い切れませんが、故障などはめったにないと思っても間違いありません。
情報は売買の判断材料となるのか
株価が上がるということは、売っている数よりも買っている数が多いということです。乱暴な言い方をすると、会社の財務内容が良いとか、自分が良いと思ってもそれだけで値段は上がりません。逆にどんな赤字でも、買われたりする銘柄もあるのです。
毎日目を皿のようにして、インターネットから特別な情報を得ようとしても、すでに流れてしまっている情報は皆が知ってしまっている情報ですし、書き手の感情が入っていないとは言い切れません。そして一般的に、良い材料は早く発表されますが、悪い材料は株価に影響されるので、時間をおいて発表されることが多くなります。
このようにすでに加工されてしまっている情報で、いくら自分なりの味付けをしてみても、株価が上がる理由を見つけることはできません。自分が値上がりする銘柄の企業の中で、その情報を知る部署にいるのであれば、インサイダー取引になってしまいます。つまり、企業の外にいて、それも新聞や四季報等で漠然としかその内容がわからないのであれば、情報を事前に入手することなど不可能なのです。
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先物相場必勝の分析
相場は動く方向にしか動かない
テクニカル分析の前に、日本特有の「ローソク足」だけでも相場は判断できるということを知っておいてください。はじめての方は、書店で最も簡単そうな本を買って、見方から勉強しておきましょう。その「ローソク足」と併用して使われるのが「移動平均線」です。たったこの二つだけで、十分な成果を上げることも夢ではありません。相場をむずかしく考えれば考えるほど、結果がよくないことがよくあります。「ローソク足」と「移動平均線」の基本パターンが分かれば、テクニカル分析も意外に簡単だということが解ってきます。
テクニカル分析というと難しそうに聞こえますが、決してそんなことはありません。逆に難しいのは、ネットの深みにはまりすぎて、やり過ぎて迷ってしまうことです。相場は儲けるためにやるのであって、いくら分析方法に詳しくなっても何の意味もありません。証券会社が提供してくれるネットの情報端末を複数駆使して、銘柄別・指数・先物・オプションのデータに首っ引きになっても、得られるものが多いとは限らないのです。
いくら情報の収集手段を知っていても、売買がはじまれば何の役にも立ちません。その点テクニカル分析は、相場をするうえで非常に有利で、移動平均線を見ている人は、株価がその線を割り込んでくると売ってきます。「移動平均線」を株価が割り込むと、相場が下落方向に推移しはじめることが、経験的にわかっていますから、これ知っている人達ちはすかさず売ってきます。逆にその原理を知らない人は、それでも自分の買いポジシヨンを持ち続けることになります。
テクニカル分析は投資家の羅針盤
投資家として、自分の資産が減るのを傍観していることはできません。チャートくらいは見て欲しいのですが、大きく損をして株価が底値圏にきた時や、信用期日が近づいてはじめて騒ぎ立てたりします。よくNYダウが急落したり、為替相場が急変したりします。これは、ある決まった値段のところに、条件付きの売り注文や買い注文が入っているためです。
負ける時の金額を少なくする方法は、売買する時に最初から損失額をいくらと決めておくことです。つまり、100万円で株式を売買している方であれば、10万円やられたら必ず損切りを行うと決める方法です。欧米のファンドマネージャーなどは、この損切りを当たり前のように行います。外国人投資家は買いも売りも一斉に出てくることがありますが、NYダウや為替が急変するのも、これらの原理にしたがって、ストップ・オーダーといわれる損切りの注文が入っているからです。
ここでは「ストップ・オーダー(逆指し値注文)」についての詳細は述べませんが、損失を限定するという意味で活用すれば、かなり有効な方法であることは確かです。欧米では、この注文は当たり前で、例えば移動平均線が950円にあれば、950円の周辺に「逆指し値の売り注文」が入っていることになります。そしてひとたび株価が950円をつけると、まとまった売りが「成行き」で執行され、株価は一気に急落します。急落によって評価損が拡大すると投げてくる人がいます。さらに930円や910円の「ストップ・オーダー」が「成行き」売り注文として執行され、これがチャート上に大きな陰線として残ります。(ストップ・オーダーについては、証券会社に問い合わせてください。)
相場の一寸先は闇ですから、個人であれ機関投資家であれ、ポジションを持ったら怖いものです。あとからチャートを見ると、非常に規則的に売買のポイントがわかりますが、投資家にとっては過去のことなどうでもいいのです。知りたいことは、これから将来のことです。しかし、だれも将来のことはわかりません。そこで過去のデータをもとに、将来像を描いて見るのです。みんな疑心暗鬼の中で相場に参加しているので、何か拠りどころが欲しくなります。それがチャートであり、テクニカル分析です。
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先物相場必勝の戦略
儲かる投資戦略を考える
世の中には、腐るほどのテクニカル分析指標とやらがあります。投資家とはいっても、相場に精通している方から、株式投資をはじめたばかりの方までおり、知識や経験の差は小学生と大学院生くらい違います。初心者は株式専門用語がわからい。日経新聞のどこに自分が知りたいデータが掲載されているのか、新聞の読み方がわからない。また、会社四季報や会社情報の読み方、ローソク足のチャートの陰陽線見方がわからない。各企業の業績修正や決算発表の数字はどう見るのかなど、何から何までわからないことだらけだと思います。
相場は自分の資産が増えるか減るかであって、戦場での戦いと同じです。資産家の投資家は超ハイテク機器を持っていて、コンピュータを使いこなして、多額の売買をしているのに対して、貧乏な投資家は、投資家といえるほどの資金しか持たずに、株価などのデータ処理は、手書きだったとします。さて、この丸腰とも思える小額投資家は、資産家との戦いに勝つことができるでしょうか。
答えは簡単です。小額の投資家が自分の資金量をわきまえて、インターネットの可否を分けて考えることができ、しかも意志が強ければ勝機は十分にあります。結局、評価しにくい「意志」の問題か、と思われたかも知れませんが、豊富な知識よりは決めたことをやり抜くという意味の「意志」が大切だと言いたいのです。つまり「相場は日々研鑚と努力」なのではなくて、高いか安いかの変動感覚が大切であり、どんな時でも冷静になれる投資戦略が必要なのです。
儲かることを忠実に実行する
簡単に「移動平均線」などといいますが、昔から専門家がこの研究に、何千・何万時間も費やしています。熱心な研究家は、日々相場の動きを暗中模索し、もっと儲かる画期的な手法はないかと考え続けているのです。1つの運用システムをつくるのに、どれだけのテクニカル分析手法や統計・計量モデルを使い、そのシミュレーションにどれだけの時間を費やし、どれだけのアイデアとシステムを破棄していることでしょうか。
一般の投資家の多くは、初心者から経験者を問わず、初歩的なこともわからずに取引をしています。この原因の多くは、業界の関係者が不確実な相場観を、投資家に曖昧に伝える道具として、相場用語のいいかげんな使い方をしていたのからだと考えます。まわりくどく分かりにくい言い方は、難解で高級で高度なテクニックであるように、装うことができるからなのかもしれません。投資家は自分の資産をリスクにさらすのですから、旅行にでも行くような気軽さで行くのではなく、基本だけは正確に学んでおくべきなのです。
本当に必要なことは、テクニカル分析の詳細を学ぶのではなく、勝とうとする意気込みと気迫です。このことを真剣に考えないと、先達が負けて自分の資産を失ったのと同じことを繰り返すことになります。何も考えずに相場をやっていると、相場が急騰・急落したとたん慌ててしまいます。相場がどのように動いても、あらかじめやるべきことがわかっていれば何も慌てる必要はないのです。
テクニカル売買を知って、やるべきことを忠実に実行できれば、多少の浮き沈みはあっても、儲けは向こうから転がり込んできます。100万円を500万円にするのも、1,000万円を1億円にするのも、それをいつまでにどうやって達成するのか本気で考えることが大切なのです。「そのうち何とか」と考えているようでは、自分が生きているうちに達成することなど不可能になってしまいます。
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先物相場必勝の実行
投資家の投資行動は少しも進歩していない
仕事で相場をしている人(証券関係者や機関投資家)は、毎日株価を見なければならないわけですが、プロや定年退職者以外の個人投資家は、仕事があるので何時も株価を気にしていられないのが現実です。最近は、携帯電話があれば、株価情報やチャートがその場で見ることができるようになり、すべての銘柄を見ることは不可能でも、自分が売買している銘柄くらいは、何処にいてもチェックできるようになりました。
また、「相場がいくらになったら教えてくれる」などのサービスは、証券会社や商品取引員のインーネットサイトで取り扱っていますし、これまで個人投資家が入手できなかったさまざまな情報は、インターネットの充実で便利に取り出せるようになりました。しかし、これほど進歩した通信手段があっても、必ずしもそれらの情報が正確に早く入手できるとは限らないのです。
さて、株式投資に参加するときの、投資家の態度はどうでしょうか。あいも変わらず、どこかの先生の有難い話を鵜呑みにして投資するか、現場の営業マンの薦めで投資先を決めています。その営業マンもバブル前と変わらず疲れていて、勉強をする余裕などまったくありません。過去に損をした人は、猛勉強をするのですが、難しいことを勉強し過ぎて頭が混乱してしまっています。せっかくインターネットが普及し、手数料も安くなったのですから、個人投資家の投資手法も変化しても良さそうなのですが、一向に変わらないように見うけられるのです。
当たり前のことを繰り返すこと
日経新聞のデータを確認するとか、そのデータの意味を知るとか、日足(ローソク足)と移動平均くらいは確認するとか、投資家が先ずやらなければいけないことはたくさんあります。それをしないうちに、難しいテクニカル分析を勉強しようとしてはいけません。さらには、勉強するよりも自分がなぜ負けているのかを分析することが何より重要だと言えます。間違いのない方法なのに、その時たまたま負けたのかもしれません。それであれば、その方法を変える必要はないのですが、方法が悪くて損失を増大させたのであれば、何度でも同じ過ちを犯します。たまたま勝ったとしても、それを止めない限り、どこかで大負けしてしまいます。
相場の上げ下げを当てるために「テクニカル分析が必要」と言っている訳ではありません。繰り返しになりますが、投資をする目的は、相場を当てることではなく、相場を通じて自分の資産を増やすことです。結局株価の安値を買って、高値で売らなければ、上げ下げを当てたとしても資産は増えません。雑誌などに書いている先生の推奨銘柄が「良く当たる」と言っても、上がった結果だけを見ても、儲かったことにはなりません。そんなに当たる先生でも、相場億万長者ではない!などと意地悪なことを言うつもりはありませんが、当たる確率と損益とは違うことは念頭においてください。
上昇相場が当たって「500円の株価がすぐに2,000円になった。もっと上がるだろうと持続したら200円になってしまった」ということはよくあります。相場の急騰や急落があったとしても、慌てず冷静に対処するために必要なのがテクニカル分析なのです。しかし、テクニカル数値があっても、そのとおり売買しなければ使わないのと同じです。このようなテクニカル数値など使わずに、その銘柄が持つ独特のうねりを考えながら売買して儲けている投資家もいます。
ここでは「テクニカル分析をしなければ儲からない」などと、無理にすすめている訳ではありませんから、自分が数値に頼りたいのならそうしてください。いずれにしても、結局、チャートやテクニカル分析を使おうが使うまいが、相場を当てても外しても、自分の資産に多少の変動があっても、全体としてみたら儲かっていくようにしないといけないわけです。後からここはこうすべきだったと思っても遅いのです。
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先物相場必勝の予測
値段が上がればチャートも上がる
相場は一定の期間、一定の方向に動く特性があり、この動きを「トレンド」と呼んでいます。ダウ理論で上昇トレンドとは「つぎの高値は前の高値より高く、つぎの安値は前の安値より高い」と定義(下落トレンドはその逆)しています。しかし、急騰(急落)ではその定義に当てはまっても、必ずしもそうはならずに、全体として一定の傾向にあることを言います。トレンドが上昇していれば、前の安値を割り込まない限り持続し、割り込んでしまったらトレンドが転換するサインとみることができます。相場にはこの「トレンドの転換」があることが前提で、テクニカル分析が存在するのだとも言えます。
トレンドライン
トレンドが上昇している場合に、安値と安値を結んだ線を「上昇トレンドライン」と言います。逆にトレンドが下落している場合に、高値と高値を結んだ線を「下落トレンドライン」と言います。実際のトレンドの転換は、「上昇トレンドライン」を前の安値が割り込んだら、トレンドの変化が生じている可能性があると判断します。また「移動平均線」を使う場合は、「ザラバ足(日中足)」「日足」「週足」「月足」を同時に使います。「日足」の終値が、移動平均線よりも上方で推移していれば相場は上昇傾向を示し、終値が移動平均線よりも下方で推移していれば相場は下落傾向にあると判断します。このため、「終値」が「移動平均線」よりも上にあれば「買い」であり、下にあれば「売り」と言われますが、これは実際の売買とは関係ないので注意してください。
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